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NINE LLP
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About NINE
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Working with art,

with you.

アートと働く、あなたとともに

アートの世界におけるプラクティカル&サステナブルな実行者を目指すNINE LLP。多様化・複合化するアートプロジェクトにおいてキュレーターが描くアイデアとビジョンを現実世界に展開し、それを美しく開花させるための先進的なマネジメントの仕組みを提供します。日本を代表するアート・キュレーターである南條史生率いるエヌ・アンド・エーと、クリエイティブ業界の中でいち早く世界標準のプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK®(ピンボック)」を導入してきたクリエイティブカンパニー、ロフトワークとの合同組織です。

What we do

多彩なアートプロジェクトを
現実世界で美しく開花させるために

この世界にアートプロジェクトがもっと多彩に美しく花開き続けるために。これからのアートプロジェクトすべてがサステナブルで有り続けるために、キュレーターをはじめ多くのステークホルダーと協同し、その輪を広げていきます。

  • What we do

    01

    地域芸術祭から企業の私設アート事業まで、
    多岐に渡るアートプロジェクトを支援。
    事業構想の段階から実行、運用まで
    プロジェクトマネジメントの手法を用いて並走します。

  • What we do

    02

    キュレーター、プロジェクトマネージャーらとの コミュニティを形成。情報交換、議論を通じて、 アート分野のプロジェクトマネジメント手法の構築、 ツールを開発していきます。

  • What we do

    03

    「アート&プロジェクトマネジメント講座」を通じて、現場で求められるプロジェクトマネジメント人材を育成。卒業生、講師陣ともネットワークを広げていきます。

NINE LLP
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Service

アートプロジェクト&事業企画から
実現・実行まで、その全てを。

アートプロジェクトに30年以上、関わってきたメンバーたちによりNINEは生まれました。
蓄積されたキュレーター、プロジェクトマネージャーらとの コミュニティと共に。
変化し続ける社会に対して挑戦する人々と共にNINEは、アートプロジェクトと
事業の企画・実現実行で最大の価値を生み出します。

「どんなことができるのか」から始まるプロジェクトもあります。
まずはお気軽にご相談ください

Activities

これからのアートを動かす人たちへ

Activities 02

プロジェクトデザインと
マネジメント支援

地域芸術祭、アートを活用した観光・地域活性・再生プロジェクト、企業による私設アート事業/プロジェクトのプロジェクトデザインとマネジメントを支援します。

NINE Member

NINE メンバー※順不同

Event & News

藤原さゆり 藤原さゆり

Message

創造性を実装し、アートと社会の接点をつくる

藤原さゆりFujiwara Sayuri

NINE 統括ディレクター

アートプロジェクトには、社会と接続するための実践的な設計が必要です。
創造性が社会の中で機能し、持続可能に展開していくには、適切な仕組みづくりとマネジメントが欠かせません。

私たちはアーティストやキュレーターのアイデアを、実装可能なプロジェクトとして丁寧に分解・分析し、現場で機能させる仕事をしています。
現場では、ステークホルダーや「関係人口」とされる方々との対話、調整、環境整備など、周辺のマネジメントが成果に大きく影響します。
そのため、合意形成やプロセス設計、リスクマネジメントといったアプローチを重視しています。

関わる人々の目的や目標、希望を汲み取り、最大限の成果を引き出すために、プロセスを整理・可視化し、的確に動かしていくことが重要です。
こうした実務知見を次世代に継承することも、私たちの仕事の一部です。

創造と実行の間にある「設計」を扱うことが、アートに現実的な力をもたらします。
そのための環境を整えることが、私たちの役割です。

Profile

藤原さゆりFujiwara Sayuri

銀座のギャラリーにて近代絵画に携わった後、Gallery PSYを主宰。University of London, Birkbeck CollegeでArts Policy and Management修士課程、Westminster UniversityでArt and Visual Culture 修士課程を修了。
その後、寺田倉庫のアート事業立ち上げに携わる。企業や行政のアートコーディネート、アート事業のコンサルティングを手掛ける藤原羽田合同会社を羽田美恵子氏と共に設立。アートアワードのコーディネーション、アート関連のシンポジウムやイベント、展覧会の企画・運営などを行う。企業や自治体と連携し、アートを活用した社会課題の解決に取り組み、持続可能なアートプロジェクトを推進する。(Terrada Art Award, What Museum、有楽町ウィンドウギャラリー、Tokyo Artist Accelerator Program、北九州未来想像芸術祭、ホルベイン・スカラシップ成果展の企画・運営など)
登壇実績としては、PMI主催PMoAセミナーでキーノートスピーチを担当、「美の刻印 ~過去・現在・未来を紡ぐアート展~」(銀座 蔦屋書店)でモデレーター、また千葉県Artist Follow Up事業では審査員も務める。

南條史生 南條史生

Message

南條史生

南條史生Fumio Nanjo

NINE LLP 監修者/共同発起人

アートは非論理的な世界だと思われているようですが、産業としてのアートという視点にたてば、それは他のビジネス同様に営業、管理、運営、などが必要です。その結果、芸術祭、美術館、ギャラリー、アートフェアと多様化するアートビジネスなどにおいて、きちんとマネージメントできる人材が求められています。他のビジネスのマネージメントと違うのは、アートの場合はアートに対する理解や愛が必要な時があることでしょう。NINEの講座は、アートに興味があるけれど、どんな仕事があるのか、どんな職場があるのか、よくわからないという方々にプロジェクト・マネジメントの技術を身につけてもらい、あらたなビジネスの可能性を知ってもらうことが主眼です。そして、こうしたマネージメントによって、日本とアジアのアートの発展に寄与していただきたいと思います。

Profile

南條史生Fumio Nanjo

1949年東京生まれ。72年慶應義塾大学経済学部、77年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金を経て、2002年より森美術館副館長、06年11月より同館館長。19年末で退任。現在は同館特別顧問。これまでヴェネチア・ビエンナーレ(1997)日本館コミッショナーをはじめ、台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナー賞審査委員、シドニー・ビエンナーレ(2000)国際選考委員、横浜トリエンナーレ2001アーティスティック・ディレクター、サンパウロ・ビエンナーレ(2002)東京部門キュレーター、ヴェネチア・ビエンナーレ(2005)金獅子賞国別展示審査員、シンガポールビエンナーレ(2006 / 2008)アーティスティック・ディレクター等を歴任。2007年外務大臣表彰受賞、2015年フランス「芸術文化勲章オフィシエ」受章。著書に『疾走するアジア』(美術年鑑社、2010年)、『アートを生きる』(角川書店、2012年)など。

諏訪光洋 諏訪光洋

Message

合理的に創れないアート、でもアート“プロジェクト“は合理的に組成できる

諏訪光洋Mitsuhiro Suwa

NINE LLP 監修者/共同発起人

アート業界はアートへの愛が溢れている。映画、マンガ、ゲーム、ファッション、デザイン…どの世界も愛に溢れ、困り、その後現代的なマネジメントが導入され、それぞれの世界とエコシステムが大きくなり、新しい才能がより多く参入するようになった。アートの創造やキュレーションそのものにプロジェクトマネジメントを導入しようというのではない。芸術祭やプロジェクト型のアートフェスティバルやイベントは増加する一方だし、あるいはXRやNFT, インタラクティブアートや大型のプロジェクションなど技術や開発を組み合わせた作品の設置や展開にはエンジニアリングチームとの共同作業が必要となる。予算・デザイン・リスク管理・品質管理・成果目標…どれもプロジェクトマネジメントが活かせる世界だ。自分にはアートの才能が足りないかもしれない、でもアート愛とある程度の頭脳とコミュニケーション力に自信がある人。あるいはアートの力を使い、社会に新しい価値を実装したい人。我々ナインと一緒にアートにおけるプロジェクトマネジメントを学び、日本とアジアのアートの成長を導きませんか?お待ちしています。

Profile

諏訪光洋Mitsuhiro Suwa

1971年米国サンディエゴ生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、Japan Timesが設立したFMラジオ局「InterFM」立ち上げに参画。同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米。School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。 グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。

小池陽香 小池陽香

Message

多彩なプレイヤーが集う場のプロジェクトマネジメントを実行するには?

小池陽香Haruka Koike

アートはあらゆる垣根を超えて生み出され、アーティストだけでなく多くの人がかかわることで展開してきました。

それはアートが中心となるプロジェクトも同じです。そして、アートプロジェクトが起点となって、街や人、考え方、あらゆるものも変容します。

そんなアートのおもしろさを生かす現場は、どのようにマネジメントすることができるでしょうか? 多様なステークホルダーが関わり、時にはタイトなスケジュールの中で進むプロジェクトに必要なのはどんな役割の人でしょうか?

アートプロジェクトにこそプロジェクトマネジメントの手法が活用できるのではないかという発想は、自分自身でも新鮮な発見でした。ともに考え、対話を重ね、面白さと楽しさが溢れるプロジェクトを実践していきましょう。

Profile

小池陽香Haruka Koike

エラスムス・ムンドゥス共同修士課程 “Euroculture”プログラム/大阪大学大学院文学研究科修士課程アート・メディア論講座修了後、NGOにて欧州文化首都における日欧協働文化プロジェクトへの助成金事業・交流促進支援に従事。EUの文化関係ステークホルダーと実践者が対話するVoices of Cultureの国際文化関係についてのブレインストーミング会議出席も含め、多様で特色ある各地のプロジェクトに触れるうち、後方支援にとどまらない関わり方を模索したいと考えロフトワークに入社。SFプロトタイプを用いた展示プロジェクトに関わるほか、アート業界へのプロジェクト・マネジメント導入を目的としたNINE LLPディレクターも務める。

室諭志 室諭志

Message

個と世界のはざまで

室諭志Satoshi Muro

NINE プロデューサー

経済合理性があらゆる価値の基準とされてきた社会は、今、新たな地平へと揺れ動いています。
意味や意義が過剰に求められるこの世界で、むしろ誰にも理解されないかもしれない――
至極個人的で、ともすれば偏執的な視点の中にこそ、新しい感覚や価値が潜んでいるのではないでしょうか。
アートは、個の偏りと世界の揺らぎが交差する場所。そのあわいに立ち、問いを手放さずNINEの一メンバーとして実践を続けていきます。

Profile

室諭志Satoshi Muro

元美術教師。2017年ロフトワーク入社。
2022年より「現代社会に新たな世界線を創造する」ことをミッションに掲げるMVMNT Unitのバイスマネージャーを務める。
XR領域の実験的プロジェクトや、アイヌ文化関連のプロジェクトに長期的に関わる。
先端テクノロジーから民藝まで領域を横断しながら、
先人が紡いできた衣・食・住の美しさや知恵を、未来へ続く「文化」として紡ぐことがテーマ。

原亮介 原亮介

Message

多元的世界のデザインのためのアート

原亮介Ryosuke Hara

NINE ディレクター

クリエイティブ・ディレクターとして、世界のあらゆる課題にクリエイティブで応えたいと願ってきました。今、心を強く動かされるキーワードは「多元的世界」です。ひとつの正解では覆いきれない時代に生きる私たちは、異なる価値観、真実、未来像が交錯する世界を受け入れ、共に生きる力が問われています。対立ではなく、違いを重ねることで生まれる新たな創造。この未知なる豊かさを描くために、私はアートとアーティストの存在を信じています。アートは、まだ輪郭を持たない世界にかたちと意味を与え、見えない可能性への道を開く。NINEを通じて、アートと共に、多元的な世界を創造していきたい。

Profile

原亮介Ryosuke Hara

ファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。 NINE LLPには設立当初から携わる。「現代社会に新たな世界線を創造する」ことをミッションに掲げるMVMNT Unitのリーダーも務め、アート、テクノロジー、カルチャーを横断するプロジェクトを多数手掛ける。

石井誠 石井誠

Message

良い風の吹く方へ、アートの視点で社会との接点を見つける。

石井誠Makoto Ishii

NINE ディレクター

それぞれが望む社会との関わり方で「良いこと」を実現するにはどんなHow(手法)があるのか?この問いに向き合う前に、私はWhy(なぜやるのか?)を見つめ直すことが重要だと考えています。
そこから本当のゴールや指針、共に歩む協力者が見えてくる。そんな体験のきっかけをつくるのがNINEです。

アートプロジェクトには多様なステークホルダーが存在します。「誰にとっても良いこと」を目指すと「誰のためにもならない」結果になりがちですが、アートプロジェクトは誰かひとりのためのものではありませんが、関わるひとりひとりの視点を知った上でプロジェクトを進めることが重要です。

私は作家や企画者としての経験と、プロジェクトマネージャーとしての論理の両軸をもってアートから大規模Web制作、組織開発、エリアマネジメントまで多様な領域を行き来してきました。また、「抽象的なものを具現化する専門家」として、プロジェクトのモチベーションコントロールにも強い関心を持っています。

そして、新規事業開発やエリアマネジメント、産学連携など従来の枠組みでは解決できない課題に取り組むとき、アートの視点がもたらす「ものごとの見かた」の転換が効果を発揮している多くの瞬間に立ち会ってきました。

言葉にならないアイデアを丁寧に紡ぎ、共に「発見」と「創造」を楽しみながら「かたちにしていくこと」にご興味ある方。言い換えるとそれは「人づくり、場づくり」にご興味のある方。

そんな方と一緒に社会との接点を見つけていきたいと思っています。

Profile

石井誠Makoto Ishii

北海道の山間で育ち、京都で作家・企画者・キュレーターとして活動後、印刷工、空間プランニング、百貨店、建築コンサルティングを経験。美大教員を務めた後、ロフトワークにてWebサイト制作や組織育成プログラム開発のPMを担当。多様なステークホルダーが関わる複雑なプロジェクトや未開拓の領域に挑戦することを得意とする。アートと社会の接点を探求するNINE LLP.のコアメンバーとして、従来の枠組みにとらわれない発想と実践力で、エリアマネジメントから産学連携まで幅広い分野のプロジェクトをサポート。米国PMI®認定PMP®。信条は「良い風が吹く方へ」。

手塚太地 手塚太地

Message

「アートを活かしたい!」を形にする

手塚太地Daichi Tezuka

NINE ディレクター

個人的な話で恐縮ですが、私はアートをきっかけに、いままでは素通りしていたものに目を留めるようになりました。例えば、錆をただの劣化としてではなく、その場所に刻まれた時間や記憶の痕跡なのだと感じるようになりました。道端のガムひとつにも、誰が、なんで、この場所に?と想像したり。そうした小さい気づきで、日常がさらに面白く感じるようになりました。

こうした視点の変化は、作品やイベントの場でも強く感じています。人々が作品の前で立ち止まり、考え込み、自然と会話が生まれ、時には熱のこもった議論に発展する。アートには、意識に揺さぶりをかけ、思考や行動を促す力があることを実感しています。

この力は、芸術祭や企業のプロジェクト、あるいは何かを始めたいすべての場に活かせるはず。そんな挑戦を、ぜひ一緒に育てていけたら嬉しく思います。

Profile

手塚太地Daichi Tezuka

京都工芸繊維大学電子システム工学課程卒業。大学在学中、課題解決において効率が重視される流れに違和感を抱き、効率のような機械的価値以外の意味的価値に目を向けるデザインやアートに関心を持つ。
その後、東京工業大学大学院に進学し、エンジニアがアーティストの思考プロセスをトレースすることで、発想の支援につなげる方法について研究を行う。
2024年よりロフトワークに所属。企業とともにプロジェクト単位での創造的挑戦に伴走しながら、ビジネスに寄り添いながらも若干逸脱する問いを生み出すためにアンテナをはっている。

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