アートとプロジェクトマネジメント ~アートを動かす人たちへ~ vol.2
「EASTEAST_TOKYO 2023」の舞台裏を聞く

ますます増え続けるアートプロジェクト。成功に導くのはマネジメントの能力です。アートのためのプロジェクトマネジメントを第一線の専門家が論じる講座の第2弾。今回は2023年2月に開催され熱狂を呼んだ「EASTEAST_TOKYO2023」、 EASTEAST_実行委員会 ログス株式会社代表の武田悠太さんにご登壇いただきます

近年、芸術祭やアートフェア、パブリックアートの設置、企業のアート事業など、多様なアートプロジェクトが実現しています。多くのアートプロジェクトにとって、必要なのはアートに対する理解と論理的・科学的なマネジメント能力です。マネジメントにはスケジュールや予算管理だけでなく、組織の構築や管理運営など多岐にわたる視点が必要とされます。さらに良きマネージャーであるためには、キュレーターと共にプロジェクトに対するビジョンやリーダーシップを共有し、発揮することも重要です。 

 

2023年2月に北の丸公園内にある「科学技術館」で開催されたアートイベント「EASTEAST_TOKYO 2023」では、既存のアートイベントを革新した全く新しいタイプのアートイベントが展開されました。

”次世代を担うアーティストとその協働者であるギャラリスト、キュレーター、批評家、鑑賞者、コレクター、パトロン、企業などのアートプレーヤーが連携し、市場経済と文化・アートが公平に作用し合う「文化的エコシステム」の創造を目指す”と銘打ち構築された本イベントでは、どのような「アートXプロジェクトマネジメント」が行われたのでしょうか。

 

Program

18:00-18:30

セッション1「アートを<プロジェクトマネジメント>するとは? ~APMの必要性~」

 

長年、美術館運営、地方芸術祭やパブリックアートプロジェクトを手がけてきた南條史生氏と、クリエイティブ・デザイン業界の中でプロジェクトマネジメントの知識体系(PMBOK®)導入により経営イノベーションをもたらしてきた諏訪光洋氏が、アート×プロジェクトマネジメントの重要性を紐解きます。

 

18:30-19:20

アートプロジェクトはどうあるべきか?「EASTEAST_TOKYO 2023」を成功へ導いた武田悠太氏に聞く、これからのアートプロジェクト」

 

武田悠太氏をゲストに迎え、南條史生氏と諏訪光洋氏との対話形式で「EASTEAST_TOKYO 2023」成功の舞台裏に迫ります。

 

19:20-19:30

クロージングトーク

 

19:30-20:00

相談会(リアル参加者限定)

Speaker

武田悠太

LOGS代表取締役社長

 

1984年、老舗衣料品問屋の4代目として東京に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒業後、アクセンチュア株式会社戦略コンサルティンググループに入社。医療、公共領域の新規事業立案、業務改善、政策提言などのコンサルティング業務に従事。2014年、 家業と同じ服飾雑貨問屋の経営に参画し、2016年ログズ株式会社を設立。以後、衣食住学という4分野に事業を拡大。DDD HOTEL(ビジネスホテル)、PARCEL(アートギャラリー)、nôl(実験型キッチンスペース)、GAKU(10代向けクリエイティブ教育)等を展開中。

 

南條 史生

エヌ・アンド・エー株式会社代表取締役、森美術館特別顧問

 

1972年慶應義塾大学経済学部、1977年文学部哲学科美学美術史学専攻にて学位取得後、1978年国際交流基金、1986年ICAナゴヤディレクター等を経て、2002年副館長として森美術館開設に参画。2006年同館館長、2020年より同館特別顧問。国際的には1997年ベニスビエンナーレ日本館コミッショナーをはじめ、1998年台北ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2006年・2008年シンガポールビエンナーレ、2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレ等のディレクターを歴任。近年のキュレーション実績として、2019-20年、森美術館「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人間は明日どう生きるのか」がある。

 

諏訪 光洋

株式会社ロフトワーク, 代表取締役社長

 

1971年米国サンディエゴ生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、Japan Timesが設立したFMラジオ局「InterFM」立ち上げに参画。同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米。School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。 グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。

 

原 亮介

NINE LLP,ディレクター / 株式会社ロフトワーク, MVMNT unit リーダー

 

関西のファッション/カルチャーマガジン編集長、ロボットテクノロジー関連ベンチャー、戦略PRコンサル会社を経て、2014年6月よりロフトワーク所属。マーケティング視点を軸に、クリエイティブな価値創出〜価値浸透まで幅広いプロジェクトを手がける。2021年よりNINE LLPディレクター。アートドリブンに特化したプロジェクトを手掛けるMVMNT Unitを立ち上げる。“ヒトを動かす”と“ユースカルチャー”が生涯の学習テーマ。

概要

日時

2023年5月17日(水)18:00-20:00

 

開催形態

リアル+オンライン

 

場所

N&Aアートサイト / Zoom

 

料金

N&A Art SITE会場参加:2,000円
Zoom参加:500円

 

定員

N&A Art SITE会場参加:25名
Zoom参加:100名

 

主催

NINE有限責任事業組合(NINE LLP)

 

【オンライン配信(Zoom)につきまして 】

本イベントは、リアル(会場:N&Aアートサイト)とオンラインのハイブリッド形式で行います。オンライン参加をお申込みの方はZoomよりアクセス頂きます。

※ZoomURLのご案内は、ご予約いただいたチケットサイトを通して順次メールでお送りいたします。
※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。
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