2023.08.28
近年、全国各地で地域芸術祭が開催され、美術館新設も続くなか、多数のアートプロジェクトが企画されています。その一方でアートプロジェクトの現場を論理的・科学的な方法で安定的にマネジメントする、プロジェクトマネジメントの導入は未整備であり、人材も不足している課題があります。
奈良県の「MIND TRAIL」や猿島での「Sense Island」など、地域での芸術祭を手がけてきた齋藤精一氏は、どのように多くのステークホルダーとコミュニケーションをとり、先進的な芸術祭モデルを作り上げてきたのでしょうか。
アートと社会を繋げるアートプロジェクトを多数手がけてきた齋藤精一氏と南條史生氏のトークセッションを交えて、プロデュース、マネジメントのナレッジや未来へのビジョンを共有します。
Program
18:00-18:45
講義:「MIND TRAILやSense Islandのプロデュースとマネジメントについて」
近年の先進的な芸術祭を手掛けてきた齋藤精一氏から、2つの芸術祭を例にそのプロデュースとマネジメント手法について講義をしていただきます。
18:45-19:15
トークセッション:芸術祭はいかにアップデートできるか
講師の齋藤精一氏、講座監修の南條史生氏との対話形式で、昨今の芸術祭事情やそれに対応したプロジェクトのあり方に迫ります。
19:20-19:30
質疑応答
パノラマティクス 主宰
1975年 神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。Omnicom Group傘下のArnell Groupにてクリエイティブ職に携わり、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでのアーティスト選出を機に帰国。2006年 株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、現在では行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。
2023年グッドデザイン賞審査委員委員長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。2023年 D&AD賞 デジタルデザイン部門審査部門長。
エヌ・アンド・エー株式会社代表取締役、森美術館特別顧問
1972年慶應義塾大学経済学部、1977年文学部哲学科美学美術史学専攻にて学位取得後、1978年国際交流基金、1986年ICAナゴヤディレクター等を経て、2002年副館長として森美術館開設に参画。2006年同館館長、2020年より同館特別顧問。国際的には1997年ベニスビエンナーレ日本館コミッショナーをはじめ、1998年台北ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2006年・2008年シンガポールビエンナーレ、2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレ等のディレクターを歴任。近年のキュレーション実績として、2019-20年、森美術館「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人間は明日どう生きるのか」がある。
2023年10月4日(水)18:00-19:30
リアル+オンライン
FabCafe Tokyo(東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア1F) /オンライン(※9/19更新:Zoom配信を予定していましたが、YouTubeでのリアルタイム配信になります)
一般会場参加:2,000円
オンライン参加:500円
FabCafe Tokyo 会場参加:30名
オンライン視聴:100名 (オンライン(※9/19更新:Zoom配信を予定していましたが、YouTubeでのリアルタイム配信になります)
NINE有限責任事業組合(NINE LLP)
【オンライン配信(Zoom)につきまして 】
本イベントは、リアル(会場:FabCafe Tokyo)とオンラインのハイブリッド形式で行います。オンライン参加をお申込みの方はYouTubeでの配信を視聴いただきます。
※9/19更新:Zoom配信を予定していましたが、YouTubeでのリアルタイム配信になります。
※視聴URLのご案内は、ご予約いただいたチケットサイトを通して順次メールでお送りいたします。
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