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NINE EXHIBITION vol.1 「芸術祭のつくりかた」展

プロジェクトの裏側を見せる展示

これまで、企業によるアート・プロジェクトの伴走支援やアート&プロジェクト・マネジメント講座の開催などを行ってきたNINEが、その手法を一挙公開した「NINE EXHIBITION vol.1 芸術祭のつくりかた」展。

芸術祭は多様なステークホルダーが関わり、長期の準備期間を要し、予測不能な要素も多い「複雑」なアート文化プロジェクトです。

本展示はその運営の裏側やプロセスを可視化し、アートやまちづくりに関わる個人や企業の方へ、具体的なヒントを提供することを目指しました。

 

主催:NINE
写真:井場央貴

プロジェクトとしての「芸術祭」

現代において「芸術祭をつくること」は、地域活性化や企業価値向上といった観点から、企業や自治体にとっても関心の高いテーマです。

本展示では、芸術祭をプロジェクトマネジメントの手法から紐解き、芸術祭がつくられるそのプロセスに焦点を当てました。

NINE LLP.の実際のプロジェクト資料に基づき、企画から運営、評価に至る「実務のリアル」を提示。来場者が自身の活動に応用可能な具体的な学びを得ることを意図しました。

アートプロジェクトならではのリスクや、実際の資料を公開

会場はFabCafe Tokyoの1フロアで、4つのセクションで構成。アート・プロジェクトにかかせない、キュレーター、ディレクター、プロジェクトマネージャーの役割の違いを示すアニメーションやケアすべき10のリスクの解説、展示の進行を示すマップのほか、プロジェクトの体制を示すジオラマが展示されました。

 

また、やってみたい芸術祭について、コストや規模の想定を入力すると芸術祭のプランを提示してくれるAIは、会期中多くの来場者が思い思いのアイディアをAIとディスカッションするインタラクティブな展示となりました。

オープニングイベント:「芸術祭とまちづくりの関係性」

4月10日(木)には、東急株式会社の荻野章太氏をゲストにトークイベントを開催。

受付開始後から申し込みが殺到し、満席となっていた本イベントでは、まずゲストトークとして荻野氏が携わった大田区の池上プロジェクトが紹介されました。続く、NINEメンバーを交えて、まちづくりを拠点とするプロジェクトから、アートのためのプロジェクトまで、幅広いアート・プロジェクト/芸術祭についてクロストークを展開。

登壇者がそれぞれアート・プロジェクト特有の立場や役割を持ちうることから、多角的な議論が行われました。

NINE のプロジェクト伴走支援

NINE LLPは、地域芸術祭から企業の私設アート事業まで、多岐に渡るアートプロジェクトを支援。事業構想の段階から実行、運用まで プロジェクトマネジメントの手法を用いて並走します。

アート・プロジェクトに関心をもつ方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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