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第3期 「アート&プロジェクトマネジメント講座」

アート業界で渇望されるPM人材を育成する人気講座の第3期。アートとプロジェクトマネジメントの知識・手法を学ぶ。

2021年秋に開講した「アート&プロジェクトマネジメント講座」の第3期を開講します。

 

近年、全国各地で地域芸術祭が開催され、美術館の新設も続くなか、多数のアートプロジェクトが企画され進行する状況です。その一方でアートプロジェクトの現場を、論理的・科学的な方法で安定的にマネジメントできる人材は非常に不足しているのが実情です。

 

アート業界のプロジェクトマネージャーは、キュレーター、作家、コーディネーターとのコミュニケーション、運営チームの構築、スケジュールや予算管理、教育、運営、広報事業など膨大な領域の業務を統括・管理する重要な責任を負っています。これまで、このような知識と経験は個人に蓄積されてきましたが、今日ではプロジェクトマネジメントの手法をもって、より多くのマネージャーがこの責務をこなせるようになることが求められています。

本講座では、豊富な経験を持つ講師陣をラインナップ。アート業界の知識と、プロジェクトマネジメントの手法の双方を学べるユニークなカリキュラムを用い、座学とワークショップを通じて、アートのプロジェクトマネジメントのメソッドを構築し、受講生と対話も重ねながらレクチャーしていきます。

 

過去2回の受講生同士の交流活動があるなど、アートとプロジェクトマネジメントの知識と手法を共有するコミュニティ、ネットワークとしても広がりを見せています。

 

今回もアートプロジェクトの現場(関東近郊を予定)へのフィールドワークを実施予定、講座受講修了者には、修了書を発行します。

 

本講座は、多数の現代アートのプロジェクトを手掛けるエヌ・アンド・エー株式会社とクリエイティブカンパニーの株式会社ロフトワークによる合同事業「NINE 有限責任事業組合」によって運営されます。

 

NINEは、アートプロジェクトにおいてキュレーターが描くアイデアとビジョンを現実世界に展開し、それを美しく開花させるための先進的なマネジメントの仕組みを目指します。NINEはアート世界におけるプラクティカルな実行者を目指します。

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過去の講座の様子(フィールドワーク時)

「アート&プロジェクトマネジメント講座」 第3期 概要

募集期間

2023年5月17日(水)〜2023年8月24日(木)12:00 受付分まで

 

場所

オンライン(Zoom) ※現地視察含む

 

特徴

・アート業界において実績ある事業社2社のノウハウを取り込んだプロジェクトマネジメントのメソッド、フレームワークを提供。
・座学を軸に、ワークショップ、現場施策を交えて実践的にレクチャー。講師、受講生とのディスカッションも積極的に行います。

 

募集対象

・アートプロジェクトを実現したい社会人
・アート・文化事業にかかわる行政、企業の担当者・関係者
・将来アート業界で働きたい学生

 

 

参加条件

・18歳以上
・最低6回の授業に参加できること
・アートプロジェクトの仕事に興味があること

 

定員

15名
※最小開講人数:5名
※応募者多数の場合は事務局での審査の上、受講当選者を決定します。

 

料金

受講料:社会人 18万円(税込) ・ 学生 6万円(税込)

※「7. フィールドワーク・事例研究」は関東近郊(予定)での現場を視察する講座となります。参加を希望される際の交通費・宿泊費は自費となります。現場に参加しない場合は、オンラインでの一部ダイジェストでの受講となります。
※学生の場合は学生証提示が必要です。

 

講師について

監修者/共同発起人

南條史生(N&A株式会社代表、森美術館特別顧問)

スケジュール

9月15日(金) 18:00-19:30

1)アートマネジメントの現状:美術館におけるアートマネジメント

 

近年多様化するアート・プロジェクトですが、源流にあるのが美術館です。成り立ちから最新動向まで、求められる役割・機能の変遷や、マネジメント視点の要点をレクチャーします。

 

講師:難波祐子、田篭美保

9月22日(金) 18:00-19:30

2)アートマネジメントの現状:芸術祭、アートプロジェクトにおけるアートマネジメント

 

芸術祭やアートプロジェクトのモデル・パターンを分類・整理し、それぞれの背景と体制、施策の特徴を紹介。プロジェクトマネージャーに求められる役割や心構えの理解を深めます。

 

講師:藤元明、難波祐子ほか

9月29日(金) 18:00-19:30

3)アートプロジェクトのプロジェクトデザイン

 

アートプロジェクトの立ち上げ初期に行うプロジェクトデザインとマネジメント計画における情報設計の方法をフレームワークを用いて伝授。キュレーターと協同するポイントも紹介します。

 

講師:原亮介

10月6日(金) 18:00-19:30

4)アートプロジェクトの評価指標

 

アートプロジェクトの成功のためにどんな目標を立てるのか、どう成果を計測するのか。
社会的インパクト評価の考え方、アートプロジェクトにおける品質管理について主要な項目も理解します。
また、他のプロジェクトと比較しKGI(最終目標)、KPI(中間目標)の考え方の相違点を考察します。

 

講師:熊谷薫、原亮介

10月13日(金) 18:00-19:30

5)チームビルディングとスケジュールと予算

 

現代的なプロジェクトマネジメントにおける重要項目であるチームビルディング、利害関係者とのコミュニケーションほか、人的リソースとスケジュール、予算のマネジメント方法をレクチャーします。

 

講師:桑原康介

10月20日(金) 18:00-19:30

6)アートプロジェクトの広報

 

SNS時代におけるアートプロジェクトの先進的な広報・コミュニケーション手法についてレクチャーします。

 

講師:洞田貫晋一朗ほか

11月前半の週末予定

7)フィールドワーク・事例研究

 

アートプロジェクトの現場でフィールドワークを実施(関東近郊を予定)。キュレーターやプロジェクトマネージャーから舞台裏でのプロセスをヒアリングするほか、ディスカッションを通じて理解を深めます。

11月中旬

8)プレゼンテーションとふりかえり

 

講師陣とのディスカッションも行い、全講座の学びと気付きを振り返りを行います。

*内容は諸事情により変更する場合があります

監修

南條史生(N&A株式会社代表、森美術館特別顧問)
諏訪光洋(株式会社ロフトワーク代表)

■募集期間
2023年5月17日(水)〜2023年8月24日(木)12:00 受付分まで
下記のキャンセルポリシー及び講座受講規約を確認の上、フォームよりお申し込みください。

キャンセルポリシー及び講座受講規約

キャンセルポリシー
・受講をキャンセルする場合は、受講可能の案内から一週間以内にその旨のご連絡をお願い致します。
・受講可能の案内後、一週間以内の入金確認がとれない場合かつ、受講の意思確認が取れない場合はキャンセルとみなし、次点の方の繰り上げを行わせていただきます。

 

講座受講規約
アート&プロジェクトマネジメント講座は、NINE有限責任事業組合(以下「当社」といいます)が提供するアートプロジェクトのマネージャー育成講座(以下「本講座」といいます)です。

本規約においては、本講座を通じて提供される講義、教材、アドバイスその他の情報、その他一切のサービスを「本サービス」といいます。

本サービスの内容の詳細は、当社の判断により変更されることがあります。

受講者は、本講座の受講を申し込むにあたり、本規約に同意したものとみなされます。また、本規約は改訂されることがあり、本規約の改訂後にユーザーが本サービスの提供を受けた場合、当該改訂に同意したものとみなされます。

本規約に同意しないユーザーは、本サービスを利用することはできません。

 

第1条 (本講座の内容および変更の告知)

1.本講座の趣旨および開講時期、提供される本サービスの内容およびその対価については、本講座の募集ページ(以下「募集ページ」といいます)で公表される内容に従うものとします。

2.本講座の開講後、本サービスの内容に変更があるときは、各受講者の登録されたメールアドレスに対し電子メールを送信することにより変更内容を告知します。

第2条 (受講資格)

以下の各号に該当する方は、本講座を受講することはできません。

(1)受講開始日時点で未成年であり、本講座の受講につき親権者の承諾がない場合

(2)上記のほか、本講座の受講生として相応しくない事由がある方

第3条 (個人情報の取り扱い)

当社は、本講座でいただいた個人情報を、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法) にしたがって厳重に取扱います。

主たる利用目的

1)本講座の講座受講に関する連絡

2)当社が主催するプロジェクトについてのご連絡

3)本講座に対する支払の処理および管理

第4条 (受講料金の支払)

1.本講座の受講料金の金額は募集ページに掲示し、受講の申し込みがあった方へ、支払い手続き方法及び支払い期日を、応募時にいただいたメールアドレスにお送りします。振込手数料は受講者の負担とします。

2.払込期限日までに受講料金の入金が確認できない場合、受講をキャンセルしたものとみなします。

3.一旦入金された受講料金は、第2条に掲げる事由が発覚したことにより受講をお断りする場合を除いて、理由の如何を問わず返還されません。

第5条 (スケジュールの通知)

1.本講座の開講日程、講義時間および会場については、適宜公式サイトに掲示します。

2.災害や悪天候、担当講師の体調不良等、やむを得ない事情が発生した場合は、定められた開講日、時間等を変更または中止することがあります。スケジュールに変更を生じた場合、当該変更の内容を、受講者の登録メールアドレスに対して個別に通知します。

第6条 (禁止事項)

1.受講者は、本講座の受講および学習に際し、以下の行為を行わないものとします。

(1)法令に違反する行為

(2)本規約に違反する行為

(3)他の受講者および講師に対する誹謗中傷、名誉棄損その他これらに類する行為

(4)当社の業務または本講座の運営を妨害する行為

(5)本講座の内容を録画または録音したデータを頒布またはインターネット上にアップロードする行為

(6)本講座で配布される資料を複製し、頒布またはインターネット上にアップロードする行為

(7)誰に対するものかを問わず、差別的または攻撃的な言動

(8)第三者の知的財産権を侵害するおそれのある一切の行為

(9)上記のほか、一般的社会道徳に反すると考えられる行為

2.受講者が前項に該当する行為を行った事実が認められた場合、当社は当該受講者に対し本講座の受講を禁止し、または本サービスの提供の全部または一部を停止することができます。受講者の違反行為が重大である場合、当社は当該受講者との間の受講契約を解除します。

3.前項に従って本講座の受講が制限され、または契約が解除された場合においても、講習料の返還は行いません。

第7条 (第三者の知的財産権の保護)

1.受講者は、本講座の受講および学習に際して作品を制作する場合は、各自の責任において、第三者の著作権その他の知的財産権を侵害することがないよう、十分留意する義務を負います。

2.当社は、受講者が作成する作品が第三者の知的財産権を侵害しているか否かについて審査する義務を負いません。また、受講者が作成した作品について第三者との間に紛争が発生した場合、受講者は自らの責任と費用で当該紛争を解決し、当社に損害を与えないよう必要な措置をとる義務を負います。

第8条 (事故の責任)

1.本講座の受講中に発生した盗難、紛失、受講者間のトラブルその他の事故については、当社は一切責任を負いません。

2.受講者の過失により当社または講師が提供する器具・物品(受講会場の内装、什器備品を含みます)を紛失または破損した場合は、当該紛失または破損した物と同等の物を取得する費用を基礎として、受講者が実費の弁償を行っていただきます。

第9条(免責事項)

1.本講座は、すべての受講生について学習の成果を保証するものではありません。受講生が本サービスの成果を利用して行ったいかなる行為についても、当社はその結果について責任を負いません。

2.本講座において提供される教材、資料等の内容については万全を期しておりますが、当該内容の完全性、無誤謬性は保証されていません。本講座において提供された教材、資料等に依拠して行ったいかなる行為についても、当社はその結果について責任を負いません。

第10条 (講座の終了)

1.本講座は、所定のスケジュールが完了したときに終了します。

2.前項の定めにかかわらず、天災地変・戦争等の不可抗力、講師の健康上の問題などその他やむを得ない事由によって本講座の開講が困難となった場合は、所定のスケジュールが完了する前に本講座を終了する場合があります。

第11条 (知的財産権の帰属および利用)

1.本講座において提供される教材、資料等(以下「教材等」といいます)に関する知的財産権は、作成者である当社または講師に帰属します。受講者は教材等を自身の学習の目的の範囲内で自由に利用できますが、これは、教材等に関する権利について受講者に対する法的な許諾を与えるものではありません。

2.本講座において受講者が作成する作品に関する知的財産権は、作成者である受講者に帰属します。受講者は、当社および当社が指定する本講座のスポンサーが、当該作品を公式サイトおよび公式SNS、その他主催各社の指定する媒体において、プロモーションの目的で使用することを承諾します。

3.受講者は、本講座における受講風景、学習過程等を撮影した写真及び映像について、当社および当社が指定する本講座のスポンサーが、公式サイトおよび公式SNS、その他主催各社の指定する媒体において、プロモーションの目的で使用することを承諾します。

第12条 (フィードバック、コメントの取扱い)

本講座の学習過程において受講者が学習内容について投稿したコメント、フィードバックその他これに類する情報について、当社はこれを自由に利用できるものとします。これらの情報に関し、受講者が著作権ないし著作者人格権を主張することはできません。

第13条 (細則)

本規約に定めのない事項のうち詳細を定める必要のあるものにつき、当社は別途細則を作成することがあります。作成された細則は公式サイトにおいて公表されることにより本規約の一部となり、本規約の定めに従って受講者との間の契約の内容となります。

第14条 (準拠法および裁判管轄)

本規約は日本法に準拠します。本規約に基づく一切の権利義務に関する紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上

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